小平の住宅

 

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緑を感じる家

この計画は緑を感じながら暮らしたいという建て主と一緒に土地を探すことから
はじめました。
敷地は道路に接する路地状の部分とその奥に広がりのある、いわゆる旗竿地ですが
前面道路の反対側にあたる裏手には小さな道と大きな緑地が広がっています。
旗竿地としては恵まれた環境にあり、この緑を借景として取り込み、生活の一部と
して感じられるような住まいにしたいと考えました。
借景を生活の一部として取り込むためには、室内の振る舞いに合わせた緑の多様な
表情を感じられるような仕掛けを設けようと思いました。1階と2階で同じように接
している緑ですが窓際に小さな吹き抜けを設けることで、それぞれの室との関係に
距離が生まれることに気づきました。大きな窓を設けただけではなく、窓の配置と
高さ、窓際の設えと距離の取り方を工夫することにより物理的な変化と合わせて、
心理的な変化が起こることも期待しています。
周辺は低層の住宅が建ち並ぶ第一種低層住居専用地域のため、建物の北側の高さに
制限があります。1階と2階の室の組み合せを考え、高さを調節することで天井高さ
を十分に確保しにくい状況でも積極的に使いたくなる場となるよう工夫をしました。
制限を取り込み、上手く利用することで小さな住宅だからこその親密で落ち着きの
ある空間が生まれました。
この地に長く続く既存の緑と新たに加わる緑が一体的に混ざり合い、この住まいと
共に新しい風景として継続していくことを願っています。

 

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■メディア掲載:アーキテクチャーフォト https://architecturephoto.net/85285/

■用  途:専用住宅
■家族構成:夫婦、子供2人
■敷地面積:122.49㎡(37.05坪)
■延床面積:  85.79㎡(25.95坪)
■用途地域:第一種低層住居専用地域 / 第一種高度地区
■防火地域:法22条地域
■構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
■設計期間:9.0ケ月
■工事期間:7.0ケ月
■竣 工 年 :2019年
■設計監理:デザインライフ設計室 | 青木律典 田中恵子
■構造設計:ハシゴタカ建築設計事務所 | 髙見沢孝志
■施工会社:幹建設 | 澁澤遼
■植  栽:彩苑 | 栗田信三
■建築不動産コンサルティング:創造系不動産 | 須永則明
■写  真:中村 晃

【 クライアントから家づくりについての感想をいただきました。 】
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※スライドショー最初の1枚と下スナップは青木律典

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