【企画展 工芸批評】

先日、松屋銀座のデザインギャラリーで開催されている企画展「工芸批評」に行ってきました。

この企画展の監修者、木工作家の三谷龍二さんのメッセージは以下のように書かれていました。

『デザイン批評や広告批評があるように、工芸批評があっていいと思ってきました。しかしここ数年、工芸に関する発言が活発になり、工芸と社会の接続点や、近代工芸の再検証が進んでいます。本展は5人の論客により明日の工芸を、[もの]と[言葉]によって考えるものです。』

工芸批評展2

20代のはじめの頃、広告に興味があったので今はなき「広告批評」を読んでいました。広告はことばで語るものなんだと驚いたことを鮮明に覚えています。
ただ正直その内容は当時の私には難しく、理解するのにとても苦労しました。
建築も同じようにこどばで語られる世界なのですがあまり得意ではないのは、広告批評のトラウマかもしれません(笑)。
(もっと語れるようにがんばりたいと思います)

工芸(生活工芸)についてはあまり難しく考えなくても、自分が良いと思うものを買い求めて日常的に使用するものという印象がありましたが、この世界もことばで語られることが必要になってきているということなのでしょうか。

この企画展のために作られた「工芸批評」という書籍には、そのことを踏まえて多くのことば(文章)が書かれています。少しづつ読み進めていますが、自分が知らないことだらけなのがとても新鮮で面白く、引き込まれています。それだけ工芸の世界は奥が深いということだと思います。これからも注目していきたいテーマです。

企画展では「桃居」店主の広瀬一郎さんにより、村上躍さんのポットが作品のひとつに選ばれていました。すごいですね。とても見応えのある企画展なのでお時間がある方は是非ご覧になってください。

工芸批評展3