通りぬける家 -座間の家-

スライドショーには JavaScript が必要です。

神奈川県の西部、座間市内にある比較的ゆったりとした敷地にご夫婦と子供の
ための住まいを計画しました。
テーマは「庭」と「吹抜け」という戸建て住宅だからこそ実現できる要素を最大限
に享受できる空間をつくることです。敷地のほぼ中央に四角い箱を水平にずら
したようなシンプルなボリュームを配置しました。
ずれた2つのボリュームによりゆるやかに庭と駐車スペースを囲い取りました。
その上で庭に面する位置に半屋外空間のポーチを設け、ポーチに対して窓を全
開できる構成としています。窓を開け放つと半屋外空間のポーチが起点になり
庭と室内がつながります。ひとつにつながることで一体的に使えるだけでなく
光や風が気持ち良く通りぬけていく場所が生まれます。
1階はほぼワンルームの空間ですが、天井の高さに変化を与え、吹抜けを設け
ることで自然といろいろな居場所が生まれ、2階ともつながることを意図しました。
この吹抜けを中心として縦にも横にも光や風や視線が通りぬけ、音やにおいや
家族の気配が伝わります。庭と吹抜けの存在により、環境面でも家族の関係性
の面でも丁度良い距離感が保てる住まいが完成しました。

■用  途 :専用住宅
■家族構成:夫婦、子供一人
■敷地面積:166.79㎡(50.45坪)
■延床面積:102.68㎡(31.06坪)
■用途地域:第一種住居地域
■防火地域:準防火地域
■構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
■設計期間:7.0ケ月
■工事期間:5.0ケ月
■竣 工 年 :2015年
■施工会社:バウムスタンフ
■写  真:石田 篤(IPS)

この他の注文住宅の事例はこちらをご覧ください。