小川町の家

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水平にひろがる家

埼玉県小川町に流れる兜川の川岸にある、ひらけた場所に計画した戸建住宅です。
計画地はクライアントが営む会社に近接した環境であり、ご主人のご実家にもほど
近い場所ということから周囲の視線に配慮しながら建物の配置や窓の位置を慎重に
検討しました。都市部とは異なり周囲はぐるり360度、開けた環境ではありますが
無防備に開放するのではなく、適切な場所に向かって適切に開くこととし、開かれ
た先にはテラスやバルコニーを配置することで開放的すぎる外部環境から物理的に
も心理的にも一定の距離を保つための緩衝帯を設けました。
内部空間は天井の高さの違いや床に段差を設けながら居心地の良いスケールとする
ことを心掛けながらも、この敷地に適した伸びやかでおおらかな空間に感じられる
ことを目指しました。
それぞれの階では水平方向に広がるように室を配置することで斜め前方に視線が抜
けていくように計画し、大きな吹き抜けを設けることにより上下方向を繋げ奥行を
感じられるようなつくりとしました。
水平方向に連なる内部空間と緩衝帯である外部空間が一体的につながり、どこまで
も広がっていくような伸びやかでゆとりのある住宅が完成しました。

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■用  途:専用住宅
■家族構成:夫婦、子供2人
■敷地面積:853.86㎡(258.29坪)
■延床面積:167.14㎡(50.56坪)
■用途地域:第一種住居地域
■防火地域:法22条地域
■構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
■設計期間:24.0ケ月
■工事期間:9.0ケ月
■竣 工 年 :2019年
■設計監理:デザインライフ設計室 | 青木律典 須佐雄輝
■構造設計:ハシゴタカ建築設計事務所 | 高見澤孝志
■施工会社:福田建設 | 福田順一郎
■写  真:石田 篤(IPS)

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