国分寺の小さな住居

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大きな気積の小さな住居

周囲を住宅に囲まれた旗竿敷地にたつ小住宅です。道路から敷地の奥を見ると旗
竿の竿の部分に設けた平屋の玄関ホールが顔をのぞかせています。玄関ホールの
正面と奥にそれぞれ設けた引戸を開け放つと玄関ホールも含めて1本の道のように
裏の庭まで視線が抜けます。玄関ホールは広めの土間空間とし、上部は2層分吹抜
けた天井の高い気持ちの良い場所です。ここは画家である奥様のアトリエを兼ね
ているため、広く開放的に設えました。1階は個室と水廻りをコンパクトにまとめ、
天井高も低めに抑えています。一方2階は屋根構造を現し、屋根の勾配に合わせた
天井とし大らかな雰囲気の場としました。建築基準法から導かれた屋根勾配は北
から南に向かって登っていきます。屋根の一番高い位置に窓を設けることで南面
から光が差し込み、北側の奥の方まで明るくなるように計画しました。
吹抜けのつながりによる大きな気積の一体的な空間でありながら、屋根の変化と
空間の繋げ方の工夫により緩やかに分節された場が生まれることを目指しました。

■用  途:専用住宅
■家族構成:夫婦
■敷地面積:88.26㎡(26.69坪)
■延床面積:71.12㎡(21.51坪)
■用途地域:第一種低層住居専用地域/第二種中高層住居専用地域
■防火地域:法22条地域/準防火地域
■構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
■設計期間:7.0ケ月
■工事期間:7.0ケ月
■竣 工 年 :2018年
■設計監理:デザインライフ設計室 | 青木律典 平野博子
■構造設計:ハシゴタカ建築設計事務所 | 高見澤孝志
■施工会社:幹建設 | 内田善文 澁澤遼
■建築不動産コンサルティング:創造系不動産 | 高橋寿太郎 須永則明
■写  真:石田 篤(IPS)

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